「営業マンのための心を動かす文章講座」を開催

2023.03.29 研修報告

東証スタンダードに上場している老舗企業のオフィス(東京都港区)で先日、「営業マンのための心を動かす文章講座」を開きました。入社3年までの営業社員を中心に17人が参加。研修後の作文では「メールはていねい過ぎず、簡潔に書くようにしたい」「書く前に考えることが重要で、徹底したい」という意見が寄せられました。

企業風土改革に取り組んでいる会社で、現在は人材開発に力を入れています。

研修の基本方針は「相手の心を動かすには、まず自分の心を創る。わかりやすく、簡潔な文を書く」。特製テキスト「文章の極意」で、文とビジネスメールを書くための各8か条を講義しました。ポイントは「文は短く、ていねいな精神で簡潔な文を書く」。参加者には「私の3か条」を選んでもらいました。「営業社員に必要な3つの資質」をあげてもらい、トラブルがあった場合の原則と対処法も考えました。

入社年次の違う3人が一組になったグループ討論も実施しました。それぞれが「仕事の課題と悩み」を発表し、残る2人が「改善のための具体策」を提案。3人で意見交換し、明日につながる気づきを追求しました。  

終了後、「決意と実践計画」の題で作文を提出してもらい、添削して返送しました。参加者の文章力は上々で、「メールは簡潔に早く書くようにしたい」「書かなくても意味が通じる接続詞や余分な言葉は使わないようにする」「違う立場の社員から有意義な意見を聞くことができた」と決意をつづっています。これからは日々の実践が大切になります。