冬の研修感想文① 苦手の作文で成果を実感
昨年11月から今年1月まで実施した「思考力文章講座3ヶ月コース」が終わりました。スタンダード市場上場の2社の管理職や一般社員が受講しました。慣れない作文に取り組み、最後に「研修の感想とこれからどう生かしますか」を課題としました。一部を10回に分けて紹介します。
「3ヶ月の文章研修の感想と今後にどう生かしますか」
今回の研修では単なる文章力だけでなく、幅広い知識や教養を学ぶことができた。とても得がたい経験に感謝している。これまで文章作成には自信がなく、苦手意識を持ち続けていた。センスがないと半分諦め、上達意欲も湧かなかった。苦戦するだろうと覚悟はしていたが、何とか乗り越えたい思いから挑戦することにした。無事終講を迎え、苦手分野への取り組みで、新たな成果が生まれたと実感している。
課題作文による実践的な演習を通じ、文章力を向上させるヒントを得た。具体的なアドバイスや指摘を受け、自分の弱点や癖を発見できた。これが成長の契機となるよう大事に活かしたい。文章の書き方の基本は徐々に習得しつつある。基本8か条を守り、日々の仕事でも活用し始めた。
最近では、仕事においてもメールやチャットといった文字によるコミュニケーションが非常に多い。文章力の高い人は、自分の考えや感情まで表現し、相手へ的確に伝えられる。それに比べ、私の文章は内容が乏しく物足りない。具体性や独自性が足りないから説得力に欠けてしまう。抽象的な言葉が増えてしまうのは、自分本位で視野が狭く物事の理解が浅いからである。
メルマガのおかげで、現代の動きを敏感に捉えることが習慣になっている。日常的に社会への関心を深め、情報をこまめに収集し知識や教養を積み上げていきたい。 もっと思考力を働かせ、具体性と表現力を意識し、深みのある描写を心掛ける。五感を通して臨場感のある魅力的な文章を生み出したい。
この短期間の中で、自らの課題や未熟さに向き合い、人間的に成長することの重要性を学んだ。また、これからの人生において一歩ずつ前進するための自信につながった。社会や技術の進化が速く、新たな知識やスキルが求められる状況が増加していく。持続的に学びを深め、変化する世の中に適応できるよう自己成長していきたい。