冬の研修感想文⑤ チャットGPTの功罪を知った
(昨年11月から今年1月まで、東証スタンダード上場企業2社で思考力文章講座を実施しました。受講した方の感想を紹介しています)
3か月の文章研修の感想と今後にどう生かしたいか
今回の研修では、文章を書くことの難しさを痛感した。スタート当初は、近頃、この様な文章を書くことから遠ざかっていたことに気づいた。他人が書いた上手な文章を読むと非常に読みやすいが、いざ自分が書くとなると非常に難しかった。構成が今一つだったり、なんとなく読みにくかったりするが、修正の仕方が分からない。語彙力の問題もあるが、もっと綺麗に、読みやすく、伝わる文章を書ける様になりたい。
課題は、非常に面白いものが多かった。チャットGPT作文では、初めて真面目な質問をし、文章を作成していった。AIが作る文章は、過去の経験等に基づいて書かれているが、具体性に欠け、どの様に実践していくかが示されない印象を受けた。しかし、課題に対するたたき台を作るには非常に良い。今後は、ビジネスツールのひとつとして、積極的に利用をしていきたい。
1月の課題では、気づきが多かった。「リスキリング」は、昨今良く聞く言葉だが、もともとスキルが無いので、縁が無い話と思っていた。しかし、今回、学び直したいことを考えることができた。「政治とカネ」においては、最近、自分が政治へ無関心になっていたことに気づかされた。選挙の投票率を見れば多くの人が無関心だと推測できるが、自分は関心を持つようにリセットしたい。 「会社と従業員のあるべき関係」についても、中間管理職の自分が、あるべき関係を理解し、それを実現するために何をしていくべきかを考えさせられた。
仕事においても、電話よりもメールが随分と増えている。文章で伝えることが重要になっている。あらためて、今回の研修を振りかえると同時に、頂いた「文章の極意」を再度読んで、文章の書き方に役立てていきたい。