冬の研修感想文⑦ インプットの大切さを痛感

2024.02.11 研修報告

(昨年11月から今年1月まで、東証スタンダード上場企業2社で思考力文章講座を実施しました。受講した方の感想を紹介しています)

3か月の文章研修の感想と今後にどう生かしたいか  

私は文章を書くのが非常に苦手で、今回の文章研修でも書くのに苦労すると思っていた。文章研修が始まってみると、決められた制限文字数で書くことが難しいと感じた。当初は文章を書くのが辛いと思っていたのに、まとめるのが辛いと感じることは新しい発見であった。

 制限文字数の中で希起承転結をつけるのが難しく、簡潔に話をまとめるのに毎回苦労した。結果、頭でっかち尻つぼみになってしまった課題も多かったと思う。納得がいかないまま提出して、予想通りの感想を頂いたことも多かった。

この文章研修を通じて学んだことは、日頃からのインプットだと思う。課題の中には普段から考えていることもあった。その場合、簡単に自分の考えを文章化できた。講評も悪くなかった。逆に何も考えていないことにはアウトプット出来なかった。日頃からインプットできていれば、自分の考えも簡潔にまとめ、アウトプットできる。今後も新聞、小説などの良質な文章を読み、日頃からのインプットを心がけたい。

 この文章研修は仕事にも活かされると思う。メールを書くにしても今までは丁寧さを意識して長々と書いていたが、簡潔にまとめる意識を持つようになった。文章は長ければ良い訳ではない。「大変」、「非常に」、「極めて」等の不必要な副詞についても意識して省きたい。読み手の頭に残る文章を心がけたい。   

文章とは頭の中で考えたことを書き出す作業だ。日頃からまとまった考えを意識することで、コミュニケーションにも応用できる。漠然とした指示、依頼は相手を困らせる。管理職者として意識しなければならないことは、 部下に対して簡潔に的確な指示を出すことだ。そのきっかけを作ってくれた文章研修にこの場を借り感謝したい。3ヶ月間ありがとうございました。