冬の研修感想文⑨　自分にあった文章作法見つけた

（昨年１１月から今年１月まで、東証スタンダード上場企業２社で思考力文章講座を実施しました。受講した方の感想を紹介しています）

3か月の文章研修の感想と今後にどう生かしたいか  

今回の文章研修を通じて、自分の語彙力不足を反省し、作文の難しさを痛感した。客先への調査報告書などを時々作成していたので、もう少し短時間で作文できると思っていたが、毎回多くの時間を費やしてしまった。

限られた書面の中で、簡潔に、しかしより詳細な意見や考えを、より多く伝える事の難しさもあらためて実感した。同じような意味の言葉を繰り返し使いすぎてしまい、くどい文章になってしまうという指摘があったので、改善すべきと考えている。時々考えたことがあったテーマについては、自分の考えを整理して熟考する良い機会になった。時間はかかってしまったが文章にしやすかったし、心が入った作文になった。

経済や政治問題のテーマの時は、自分が普段考えていたことを作文にしてみたら、近しい意見を持っているという講評を受けたこともある。自分の考えが決して間違っていなかったと確認できたように感じ、うれしかったし、自信が持てた。普段の会話の中でも堂々と自信をもって主張していこうと思う。逆にあまり深く考えたことがなかったテーマは、薄い内容の作文になってしまった。今後しっかり考えていくべきと反省した。

チャットＧＰＴを使用するテーマでは初めて生成AIを使用した。報道などで存在は知っていたが、使う機会がなかったので丁度良いきっかけとなった。回答内容を精査する必要はあるが、非常に早く答えが出てくるので、使い方次第では業務の効率化に寄与するのではないだろうか。

今回の研修で、各テーマについて自分の考えを再認識できた。主張すべきは主張し、実現のためにやるべきことはやっていきたい。

作文は、「効率よく、より多くの事柄を詳細に文章にする」ことを学んだので、今後心がけていきたい。また自分にあった文章の作り方を見つけられたように感じたので実践したい。