冬の研修感想文⑩完 いい文章は「身だしなみ」
(昨年11月から今年1月まで、東証スタンダード上場企業2社で思考力文章講座を実施しました。受講した方の感想を紹介しています)
3か月の文章研修の感想と今後にどう生かしたいか
今回の思考力文章講座では、毎週の作文提出は簡単ではなかった。
日常生活で800字の文章を書くこともなく、先生に評価される作文を書く自信がなかった。毎週課題があり、800字と指定されて、文と文をつなげるのに苦戦した。言葉では簡単に伝えられることも、文として表現するにはとても難しい。
「ですます」と「である」を混在しないように気を付けながら、一文を60字以内の基本が最後までできなかった。文章に正解はないが、読む相手にどのようにわかりやすく伝えるかがすごく難しく感じた。
研修が始まった頃から、仕事で使うメールにも気を使うようになった。相手のメールもどのように書かれているか、気にしながら読むように自分も変化していった。 先生の言葉にあるように、わかりやすく、簡潔に書かれた文章は受け入れやすい。逆に長文で余計なことが書かれていると、何回も読み直さないと理解できない。
文章を書く中で、社会に対して関心が低く、政治や歴史が苦手であるため、文の表現力が疎かになる。多くの情報、知識を身に着けていれば、コミュニケーション能力が向上し、豊かな表現ができるだろう。 最低でも現在起きている世界の出来事や問題視されている情報は知っておきたい。
文章には読む相手の立場や関係性を理解し、円滑な人間関係を意識しながら書く必要もある。互いの信頼関係を築きながら、文章のコミュニケーションができる関係は社会人として重要であり、大切でもあると感じた。この先、私生活においても文章を書くことは当然ある。今回の学びをいかし、社会人として重要な身だしなみ同様に、文章への取り組みを生かせる人生にしたい。