出版第２弾！！「ソーシャル・シンキング」

自分で考え、発信する力を養う「ソーシャル・シンキング」（PHPエディターズ・グループ）の出版を準備中です。「VUCA」と呼ばれる不確定な時代を迎え、自分の考えをしっかり持って生き抜くことが求められています。あなたは今の政治・経済について、自分の意見を言えますか。発売は２０２４年３月６日、価格１７６０円（税込み）。大谷翔平選手の活躍を祈って、表紙の色はドジャーブルー、ロゴもドジャース風にしました。購入は　Amazon.co.jp: 自分で考え、発言する力を養う　ソーシャル・シンキング : 長谷川智: 本　まで。

日本経済の低迷は長く続いていますが、皆さんはどこまで自覚しているでしょうか。国民の平均年収は１９９０年にG７でトップでした。しかし、２０２２年は下にイタリアがいるだけの６位です。韓国にも抜かれました。要因はいろいろあると思いますが、日本の経営者やビジネスパーソンの視野の狭さも一因ではないでしょうか。日本人の脳は、目先の業務で埋め尽くされているようです。脳と職場に創造空間をつくり、ブレイクスルーを目指すべきではないでしょうか。

そのためには経済にとどまらず、自然と人間、東洋と西洋、東京と地方といった幅広く考える教養的な視点が必要です。近年の大きなテーマであるキャリア形成、コミュニケーション、ジェンダー平等といった分野の常識を身につける必要もあるでしょう。地に足の着いた思考をする教養人として、未来を切り開く生き方が期待されています。

４０年以上の記者経験で培った知見、社会人大学のライフシフト大学で学んだ成果をまとめました。よりよく、より長く生きるための材料がたくさん詰まっています。これまでより深く考えるきっかけになるはずです。

【目次】は以下の通り。

　序章　「山田洋次を生んだ実践知」

　１章　「日本の凋落」

　２章　「イノベーターシップの確立」

　３章　「企業倫理の確立」

　４章　「自然と人間」

　５章　「東洋と西洋」

　６章　「東京と地方」

　７章　「キャリア形成」

　８章　「コミュニケーション」

　９章　「ジェンダー平等」

１０章　「メディア活用」

　以上