大学院合格!! 「全プロセスを心底楽しんだ」

2024.03.29 研修報告

大学院の試験準備も兼ねて思考力作文講座を8ヶ月間受講した社会人が、希望の大学院に合格しました。「受講の感想と成果」を最後の課題としました。以下はその全文です。長谷川キャリア文章塾で学んだことを大学院で深め、セカンドキャリアにつなげて欲しいと思います。

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文章講座を8か月受講した感想と成果                                                                                                                                                                          

文章講座の受講目的は「文章の書き方の基本習得」であった。期待通りに文章の基本を学べたが、そこはこの講座の神髄ではない。これまでじっくり考えたことのなかったテーマを通じて 思考を拡大・深化させることがねらいであることに、受講早々に気が付いた。

毎月提示される課題は、すぐその場で書け、と言われたら途方に暮れるテーマも多かった。自身になじみのないテーマは、書く前に意識して情報に当たってみる必要があったがそれが自分の知識蓄積につながった。また、偶然触れた本や人との会話など、一見関係ない情報から、文章の構成を思いつくことがあるのも発見だった。さらに、講評で、視点が広がったり、考えが深まるのも刺激的だった。勉強になるのはもちろんだが、文章を書いて、講評を頂くまでの全プロセスを心底楽しめた。

これまで経験してきた仕事は、設定したゴールに向けて、関連情報を一気に集め、期限までに精度高く実現していくことを求められてきた。こうした力もむろん、社会で生きていく上では必要である。しかし広い視点で情報に触れ、ゴールのあり方自体を深く考え直すことも、必要だし、仕事をより楽しめるということに気がついた。

これから私が学ぶ危機管理は、トラブルを防ぐことだけが目的ではない。社会の発展、人々の幸せを実現することが最終ゴールである。「~べからず」ばかり考えるのはつまらないし、人から感謝もされにくい。リスクを乗り越えることで新たな課題にどう挑戦するか、俯瞰で考えたほうが、楽しそうだし、次につながる。また、変化の激しい現代社会において、感度高く管理プロセスを変え続けていくことも必要だろう。長谷川文章塾で学んだ「考えの広げ方深め方」を活かし、社会に必要な危機管理のあり方を考え、セカンドキャリアにつなげていきたい。