東京・渋谷で思考力・文章力講座を開く

東京・渋谷の東京中小企業投資育成株式会社で５月２３日、「社会人のための思考力・文章力講座」を開きました。同社が主催する投資育成セミナーシリーズで、計５４社８７人の申し込みがありました。「文章を書くことは考えること。何回も書いて身体で覚えよう」と講演しました。

同社は国の中小企業政策の実施機関で、経営安定化のために企業に出資し、自己資本の充実や健全な発展を支援しています。セミナーは経営支援策の一環で、幅広いテーマで頻繁に実施しています。参加は投資先の企業優先ですが、その他の企業から誰でも参加できます。

当塾独自の方針である①思考力と文章力は表裏一体②文章上達は基本ルールの徹底と知識・教養の修得の２段階－－を強調。特製テキスト「文章の極意」に沿って、基本ルールを学ぶ初級編、自己省察を深める中級編、文豪らの文章読本に学ぶ上級編を１時間半にわたって解説しました。

同社セミナーでの文章講座は初めてで、予想以上の参加申し込みがあったそうです。「もっと文章をうまくなりたい」「社員に考える力をつけて欲しい」という根強いニーズを示しています。最後には「野球やサッカーは本を読んだだけではうまくならない。文章も同じ。練習が大切です」と当塾コースの受講もさりげなくPRしました。終了後、直接問い合わせに来る参加者もいて、講師として熱気のこもったセミナーだと感じました。