研修の感想文④「自問自答の大切さ知る」
社会人の3か月コースを受講した管理職の方の課題文です。
「3か月の文章研修の感想と今後にどう生かしたいか」
文章作成が非常に苦手であった。苦手意識は、相変わらずあるが、今回の研修で思いを新たにした。
自分の文章には癖があり、気にして書かないと知らないうちに癖が出てしまう。漢字も自動変換されるため、注意が薄れてしまう。とくに文字制限の中で文章を作成することの難しさを改めて感じた。伝えたいことを書いていくと文字数を超えてしまい、修正に苦労した。簡潔に分かりやすく書くことの大事さを改めて認識することができた。
お題に対して文章を作成していくことで、今までの出来事、接してきた人たちを思い出す良い機会になった。その時々でどう感じ、どう思い、どう行動したかを振り返ることができた。また自分では気づいていなかったが、着眼点、発想が人と異なり面白いとの講評をいただき、少し驚いた。「物の見え方、考え方はひとつじゃない」「色々な方向から見なければいけない」との上司の言葉を少しは身につけられたのかなと思った。
逆に今の自分には、論理的な思考で答えを導き出す力が不足していると実感した。日常の生活に追われ、ニュースへの感度が低く、自分なりの考えを持てていない。悪く言えば何も考えていないと言える。会社においても自分の担当に関しては気にしているが、そうでない部分に関しては、積極的ではなく、勉強不足が否めない。社会のニュース、社内の事例に関係なく見聞きする情報に関して、自分はどう思うか、自分ならばどうするかと自問自答するようにし、自分なりの考えを持てるようにしていきたい。答えを出すには、事例に関する情報が必要であり、調べる必要がある。なかなか時間が作れない現状ではあるが、習慣づけるようにしていきたい。
今後はコミュニケーション力の向上にも力を入れたい。特に若い世代とのコミュニケーションをもっと深めたいと感じている。部下の心理的安全性の確保は、今後非常に重要だと考えるので、日常の業務に取り入れていきたい。