秋の研修感想文②アンテナの重要性を自覚

2023.11.01 研修報告

「3か月の文章研修の感想と今後にどう生かしたいか」                                                                                                                                                                                    

 今回の研修で学んだことを二つ挙げる。一つ目は「文章をわかりやすく、簡潔に書く基礎」。「一文は短く」、「余計な言葉は省く」、「言葉の重複は避ける」など、自身の癖を見直す良い機会となった。二つ目は「知識、教養の重要さ」。バラエティーに富んだ課題を通して、自身の知識、教養を磨き続けることが重要であることをご教示いただいた。

 社会情勢や時事ニュース、生成AIについて述べる課題では、情報収集を通じて、常にアンテナを張り巡らせることの重要性を認識した。また、自身の業務に必要な情報収集だけでなく、外側にもアンテナを張ることでより柔軟な発想を持つきっかけとなることを学んだ。

 研修を通じ、文章の見方が変わってきたと感じている。メール、報告書など、ちょっとした部分が気になる。言葉の言い回しや重複、伝えたいことは何なのか、など個々の癖が見えるようになってきた。特にメールは閉じられた空間で利用するため、失敗を指摘しにくく、されにくい。自分では問題ないと思っている文章も相手を不快にさせている可能性がある。電話応対と異なり、メール文章は多くの人が手探り状態だ。研修を通して学んだ事を部下へフィードバックし、一人ひとりが一生物のスキルを習得できるような取り組みを考えていく。    

最後に、3か月の長きにわたりご指導いただいた長谷川講師に感謝申し上げる。自身初の文章研修であり、文章の構成、整理の仕方について毎回添削し、時には書き直してご教示いただけたことは非常に有意義な時間となった。適した表現の言葉が見つかない、文字制限に収まらないなど、四苦八苦しながらではあるものの、一歩ずつ前進できたと感じている。今後、研修でいただいた文章の極意をさらに読み返し、自分のものにするとともに、知識、教養を積むために毎朝の長谷川塾メルマガを楽しみにしている。