秋の研修感想文④「文章に正解はない」で覚醒
「3か月の文章研修の感想と今後にどう生かしたいか」
3か月間、週一回課題提出の文章研修。社会人になってからは、作った文章の評価を聞くことはほとんどない。いい機会だと思って取り組もうとスタートした。
時事、教養をテーマにした日々のメルマガ。自分では気に留めないニュースが取り上げられていることも多く、日々目線が広がるようで面白かった。週一回あるさまざまなテーマの課題では、自分の経験を振り返ることや、時事問題についてなど、普段はあまり深く考えることがないものを考えるきっかけにもなった。自分の思考のくせや、文章構成のくせがあることもわかった。いろいろな構成で文章を作ってみようと試してみた。文章構成についてコメントをいただくこともあり、読み手の受け取り方、感じ方を得ることができたことは有意義だった。
貴重な気付きも得られた。ひとつは、受講スタート時の資料中の言葉、「文章に正解はない」。文章作成は苦手意識を持つ人も多いが、この認識があれば、苦手意識の軽減になるかもしれないと感じた。もうひとつは、「書き方の基本」として整理されたルール。自分の感覚だったものが言語化されたようで、非常に納得のいくものだった。今までは、人の文章を校正するときに、なぜこうした方がよいか、論理的に説明できず困ることもあった。今後は、基本ルールを用い、判断基準を示しながら説明ができそうだと感じた。
本研修では、文章の基本ルールをしっかりと理解でき、身につけることができたと思う。文章の良し悪しの見え方にも変化があった。基本ルールという言語化で、判断基準ができたことは今後に活用できそうだ。また、様々なトピックスに触れることは、視野を広げ自分で考えることにつながる。文章を書くことは考えること。所属する部署では、全国の営業担当者や、社内関係部署への情報発信が多い。伝えたい内容を考え、分かりやすく、伝わりやすい文章で発信ができるよう心掛けていきたい。