秋の研修感想文⑦毎朝の楽しみになったメルマガ

2023.11.12 研修報告

3ヶ月の文章研修の感想と今後の活かし方                                                                                                                                                                               

ついに最後の作文を迎えた。約3ヶ月の文章研修期間は1週間単位が大変短く、週末はいつも課題の作文作成に追われた日々だった。苦しかったのが正直な感想だ。

作文を書くうえで、自分の語彙力のなさを痛感した。言葉のつなぎが難しく、無理やり指定の文字数を埋め、最後の読み直し不十分で提出する時もあった。この時などは見透かされているような気がし、返信される講評、添削を見るのが怖かった。

しかし、毎回丁寧な講評をいただくことにより、自分が文章作成する際の癖がはっきり分かるようになった。癖は自分で何度か読み返しても気付かなかったが、指摘いただいた後で読み返すと、くどさを感じる文章であることが分かる。また、類似の表現や同義語を数行置いて使用するケースもあり、自分の文章を客観視できるようになった。

いまだに、講評での指摘事項や添削箇所は多いが、与えられた課題の中で、要点を絞り、限られた文字数の中で深く掘り下げて表現する方法を学んだ。このリスキニング開始直後はひどい作文だったが、後半は多少進歩したと感じている。

今後は実業務において成果を出したい。企画・提案書などの作成では、表やグラフを補足する文章はとても重要だ。ビジョンを分かりやすくイメージ化出来るような文章で表現し、見るものを納得させたい。

今回、学ぶ機会を得られていない部下へは、報告書の類において自分が指導することで文章作成力を高める手助けを行いたいと考える。自分自身は自己啓発の一つとして、文章を目にする機会を増やし、今のように時間をかけずに短時間で作成する力を身につけたい。

作文を書く事は苦しかったが、毎日受信するメルマガを読むのが一つの楽しみになった。自分が朝刊やテレビで見たニュースに対し、短い文章で鋭い指摘と問題提起がされている。「今日の名言」、「今日の教養」と共に自分の知識と教養を増やす手段の一つになっている。