秋の研修感想文⑧時事情報を集め、自分の考えを持ちたい
3か月の文章研修の感想と今後にどう生かしたいか
毎週さまざまなテーマについて作文を書いたが、文章の読み手に正しく内容を伝えることの大変さを痛感した。正しく伝えるためには論理的に書くことが不可欠である。そのためには物事の事実関係を正確に把握していなければならない。さらに、伝えたいテーマに関して、自分の経験したことや具体的な事柄を盛り込み、それについての自分なりの考えを述べることも、大切であることを学ぶことができた。
私は文章を書くための基礎となる知識や情報の蓄積が不足していたように思う。例えばリスキリングやジャニーズ問題など頻繁にニュースなどで見かけるキーワードについても、その言葉の意味や出来事の事実関係を改めて調べ直す必要があり、文章の書き始めで苦労してしまった。日頃からニュースや新聞などで社会の動きや出来事を把握することが出来ていなかったことを大いに反省した。しかしその重要性をようやく実感することができた。
今後は毎日の習慣を変え、継続した情報収集を心がけていきたい。具体的には、次のようにしたい。①毎朝ニュース、ニュースアプリの政治欄、経済欄などから情報を収集する。②気になったニュースについて、別媒体の記事や専門家の解説を読み、ニュースの全体像を把握するように試みる。③それについての自分なりの意見、考え方を持つ。これのフローを継続して続けていきたい。
最後に文章力向上の目的とは異なるが、私自身の今後の将来像、キャリア形成を考える上でも役立ったと思っている。その背景としては、今回の研修の中で、自分の将来像に関する作文テーマがあったが、内容に悩んでしまい、作文に大変時間が掛かってしまった。人生100年と言われる現代を生き抜くための人生設計、どのような人生を送りたいか、ということが明確になっていないことに気づかされた。今回の研修は文章力の向上だけでなく、そのようなことも考える良い機会であったと感じている。