秋の研修感想文⑨チャットGPT作文で収穫

2023.11.16 研修報告

「3ヶ月の文章研修の感想と今後にどう生かしたいか」 

季節は夏であり作文といえば、夏休みの読書感想文を思い出した。心配と期待感がある中で研修が始まり、早くも3ヶ月が経過する。締め切りに追われたことは、子どもの頃と同じであり、いくつになっても変わっていない。提出するまで単語や文章が頭に浮かび、パズルを組み立てている感覚だった。宿題だから仕方なくではなく、自分の意思で申込み、頭の片隅に興味や感心があったからだ。

 提示されたテーマを見た瞬間、日頃あまり気にとめていないことが課題となり、文章が頭に浮かばず戸惑う時があった。作文の添削結果を見て、自分の表現力不足、視野の狭さを改めて痛感した。新聞やニュースを見ることが少なく、社会情勢にもあまり感心がないことが、文章に表れた結果であった。今とは違う目線で、社会の情報を取り入れる工夫が必要である。

 今回の研修で、学習できたことがいくつかある。まずは「である」で締めくくる文章を作成したことだ。日頃は「ですます」を使うことが多く、「である」の表現を使うことがなかった。続いて「800字」という文字制限があり、この中で手短に伝える文章づくりの難しさを感じた。どうしても文字数が多くなり、まわりくどい表現が多いことも実感した。言葉を選びシンプルな表現で、理解してもらえる文章作りが大事である。もうひとつは「チャットGPT」だが、この研修がなければ、未だに使用する事はなかった。取り扱いに注意し、発想のヒントが得られるよう活用していきたい。

これからも文書を作成する機会は続いていく。一番伝えたいことは何か、理解してもらいたいことは何か、よく考えて文章を作成することが必要である。それには、あまり感心がなかった社会や政治情勢にも目を向け、知識や教養を身につけることが必要であると再認識した。

最後に、文章研修の機会を与えてくれた会社と、作文の指導をしていただいた長谷川先生に感謝の心でお礼を伝えたい。ありがとうございました。