1月22日からの教養講座は「本気の文章上達法」

2024.01.19 お知らせ

「本気の文章上達法を教えます」(セルバ出版、1870円)を出版しました。今月から書店に配本され、ネット販売も始まりました。文章上達に大切なことは、小手先の技能と思わず、広く考え続ける生き方そのものです。上達のポイントは2点あり、基本ルールの徹底と知識・教養の蓄積。5章あるので5日間で勘どころを紹介します。

40年以上の新聞記者歴、文章と格闘してきた体験を踏まえてまとめました。第1章ではチャットGPTも使って「文章とは何か」を考察します。生成AIを使う場合の勘どころも解説します。文章の可能性を示す動きとして、ほぼ100年前のモダニズム文学を紹介します。ヴァージニア・ウルフやジェイムズ・ジョイスらが登場します。「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」という演劇や映画になった人です。

初心者向けの書き方やビジネスメールの書き方に必要な8か条を示しました。ウェブライティングの手法も取り上げました。文豪らにも学びたいので、志賀直哉、谷崎潤一郎、三島由紀夫、大江健三郎、村上春樹らの文章を味わいます。教養も大切です。出口治明、齋藤孝、池澤夏樹らの見識にも触れます。全215ページですが、盛り沢山。お楽しみに。