10月修了者の研修感想文

2025年10月修了 思考力文章講座3ヶ月コース
課題「3か月の文章研修の感想と今後にどう生かしたいか」(受講者の一部の作文について、原則そのまま掲載しています)
◉「共感」「創造」「判断」の大切さに気づく これまで文章を書くことに、これほど真剣に向き合った経験はなかった。3か月前の自分の文章といえば、一般論に終始し、説得力や独自性に欠け、内容にも深みがなかった。
大原則として「文を書くことは考えること」であると教わり、思考力の重要性を痛感した。思考力とは、自身の経験や知識をもとに、情報を収集・整理し、物事を多角的に捉えて本質を見極める力。今回、特に苦戦したテーマが「トランプ大統領」だった。正確な事実関係を捉えて、自分がどう考えるかを文章に織り込むことができず、終始報告調で終わってしまった。
毎週の課題が、さまざまな分野から出題されており、日常生活から自身のアンテナを高く張った。普段何気なく見ているニュースも、情報を鵜吞みにせず、客観的な視点から多角的に分析するよう心がけた。疑問を持つ習慣をつけ、原因を掘り下げることを意識した。また、自分の立場だけでなく、異なる立場や他人の視点を想像することで思考力を養った。
一方で、チャットGPTを活用した文章作成は興味深かった。チャットGPTは驚くほど簡単に文章を生成するが、使いこなすには言語化する力、すなわち文章力が必要と感じた。文章を書く行為は、自分の考えを整理し、相手に正確かつわかりやすく伝えることにほかならない。AIは表現を整えたり、言い換えたりすることは得意だが、結局その問いを考えるのは自分自身である。考える力、つまり言語化力がなければ、AIも活用できないと実感した。
この3か月間の研修を通じて、自分の思考や視点を深めることが、情報化社会において求められる力であると学んだ。今回のさまざまな課題を通して、知識と教養を増やすことは、キャリア形成にもつながると感じた。AIをうまく使いこなしながら、人にしかできない「共感」「創造」「判断」といった新たな価値を生みだしていきたい。思考力をさらに高めることで、仕事における重要な判断や課題解決に生かしていくつもりだ。
◉AI活用の文章チェックを学ぶ 今回の文章研修では、正確に伝わる文章を書くための基本を改めて学んだ。特に、読者の立場になって構成を考える重要性を強く実感した。これまで自分の考えや感情を中心に書く傾向があったが、相手に意図が伝わらなければ意味をなさないことに気づかされた。文章は自己表現の手段と同時に、読み手との対話を成立させるためのものであると再認識した。
読みやすさを高めるためには、文の長さやリズムに配慮することが不可欠であると感じた。短い文を適度に組み合わせることで、読む人に負担をかけずに内容を伝達できる。また一文一意を意識することで、文章の流れが明確となり理解が深まる。今後は感情的な表現を控え、構造的に整理された文を書くよう意識し、読み手に寄り添った表現を心がけたい。
特に印象に残ったのは、AIを活用した文章チェックの有効性である。AIは文法上の誤りや表現の不自然さを迅速に指摘し、改善案を提示してくれる。これにより、自分では気づきにくい文体の癖や論理の偏りを客観的に見直すことが可能となる。AIを補助的な編集者として位置づけることで、文章の精度と完成度をさらに高められると感じた。
今後は、研修で得た知識とAIツールを効果的に組み合わせ、質の高い文章作成を実現したい。具体的には、初稿を自分の力で作成し、その後AIで改善点を分析して再度推敲する方法を実践する。こうした反復を通じて、表現力と論理構成力の双方を向上させたい。AIを有効に活用しつつ、自分らしい言葉で伝える力を磨くことが、今後の課題である。
◉ 誰に伝えるかを念頭に置く 私は、これまで文章について深く考えることが無く、漠然と書くことが多かった。社会人となり、報告など人に伝える機会が増えたことで、ようやく考えるようになってきた。しかし、言葉遣いなど書く際に心掛けているが、文章が長くなり伝わらず、誤解を生むことや誤認識されることもある。これは、今までの書き方を一新しなければならない、と思うと同時に体に染みついている物でもあるため、矯正しきれないもどかしさも感じる。
研修を進める中で、言葉選びや「ですます調」の混合、一文の長さなど、気にしなかった部分が多くあり、いかに不適当だったか痛感した。意識して書いても混合して、文字数が超過しているなど、思い通りに書くことが出来なかった。また、意識しすぎて中身の薄い文章になっていた。最初は、文章を書くことに抵抗はなかったが、次第に書きづらくなって、提出のために書いてしまう時もあった。それは、如実に採点に反映されていた。
常に、誰かに伝えることを念頭に、文章を書かなければ、他者に理解を求めることが出来ない。それは、ただの自己満足であると気づかされた。理解されていないのは、生きている上で損をしている。人は、共感できない限り支援が出来ないと考えており、共感される伝え方をしなければならない。その為に、適切な言葉選び・文字数を意識し、端的に伝えることが重要と感じた。話すことは必要だが、文章で理解してされるようにしたい。
今後は、この研修を経て、多くを文章で伝えられるようにしたい。文章と直接話すときの温度差であったり、互いの理解にある差が少しでも減らせれば仕事も減らせる。昨今、業務効率化が必須となっており、メールなどの文章で理解を深めることが出来れば、電話確認など余計な時間を省ける。社内外の人に、伝えることを意識して日々の業務を送りたい。
