11月27日からの教養講座は「論語」
2023.11.25
お知らせ
言わずと知れた孔子の教えをまとめた「論語」。誰もがむかし習い、今でもことわざのように語られることが少なくありません。一方で、「何となく堅苦しい」という印象もありそうです。今回は最初の章である「学而」(がくじ)から、孔子の言葉を現代語訳とともに味わいます。
「とも遠方より来る。楽しからずや」「巧言令色、すくなし仁」「過ちを改めるに、はばかることなかれ」……。こんな言葉を聞いたことがないでしょうか。どれも「学而」の章に出てきます。それだけ日本の日常になじんでいるともいえます。
齋藤孝明治大学教授は「論語を自分のものにするコツは、お気に入りの言葉を見つけること。日本人の教養として誰もが修めておきたい。日本人の精神の柱であり、日本の伝統です」と言います。改めて読んでみて、背筋の伸びる内容が少なくありません。好きな言葉を楽しく探してください。