2026年3月修了者の感想

2026.03.27 研修報告

課題「3か月の文章研修の感想と今後にどう生かしたいか」(2026年3月に修了した一部受講者の作文について、原則そのまま掲載しています)

◉言葉を磨いて豊かな人生を  3か月の文章研修を通じて、私は文章を書くことは、単なる表現技術ではなく、自分の考えを掘り下げ、整える営みであると実感した。頭の中で分かったつもりになっていたことも、実際に書こうとすると曖昧さが露わになる。だからこそ、言葉にする作業には、自分自身と向き合う厳しさと、思考が形になる面白さがあった。

研修では、与えられたテーマに対して何を書くかだけではなく、なぜそう考えたのか、どの体験や事実に基づくのかを常に問われた。感想を並べるだけでは足りず、読み手にどう伝わるかを意識して構成を組み立てる必要があった。考えを深め、言語化する力が鍛えられたと感じている。

特に印象に残っているのは、出来事の大小よりも、それをどう受け止めたかが文章の深さを決めるということだ。私はフルマラソンの経験を書きながら、結果の喜びだけでなく、苦しい局面を超えた過程や支えてくれた人への感謝を言葉にした。その中で、自分が努力の積み重ねと人とのつながりを大切にしているのだと気づいた。

また、毎回迅速にいただけるフィードバックも、大きな支えであった。改善点が明確であるうえ、良かった点も伝えてくださり、次も前向きに取り組もうという気持ちになれた。気づけば、提出期限に追われるというより、次の課題に自然と手が伸びるようになっていった。

今後は、この学びを研修だけで終わらせたくない。日常のささいな出来事に対しても「なぜ印象に残ったのか」「どう表現すれば伝わるのか」と考える癖を持ち続けたい。思考を整理し、相手を意識して言葉を選ぶ姿勢は、文章だけでなく、仕事や人との対話にも生きるはずである。

文章塾で得たのは、書く技術以上に、考え続ける姿勢であった。その積み重ねが、社会人としてのコミュニケーションの質を高め、人生をより豊かにすると信じている。私はこれからも言葉を磨き、自分の思考と向き合いながら、他者と誠実につながっていきたい。 

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◉文章は技術で磨けると知る  文章講座を受講して、これまで自分が「書く」ということをいかに考えなしに感覚的に行っていたのかを痛感した。日常的にメールや報告書を書く機会は多いものの、明確な構成や意図があるわけではない。言いたいことや思いついたことを順に並べているだけだったと気づいた。

私は説明を丁寧にしようとするあまり、つい一文が長くなり、結果として読み手に負担をかけてしまう傾向がある。講座で指摘を受け、意識して文を短く区切るようにすると、文章全体のテンポが良くなった。伝えたい内容がより明確に浮かび上がることが分かった。自分では気づきにくい癖を知ることができたのは、講座ならではの学びだったと思う。

また文章には相手に読み易くする技術や、手法があることを知った。それを使うことにより、より相手への説得力を生むのだと知った。特に、伝えたいことを一文で言い切る重要性がとても大事だとわかった。毎週の実践では、自身の文章の癖や曖昧な表現に気づくことができ、修正を受けるたび、足りていないところや修正点がわかった。少しずつ良くなっていったと成長がわかることも楽しかった。

今回の講座を通して、文章はセンスではなく技術で磨けるものだということを学んだ。文章を短くする、字数制限を意識する、段落を意識するなど。学んだことを実践し続けることで、仕事の報告書やメールをより良くし、お客様とのコミュニケーション向上を図っていきたい。今後は文章を「苦手な作業」ではなく、「自分の考えを整理し、誰かに届けるための大切な手段」として捉える。より良い仕事上の成果を得られるよう日々意識して文章を作成していこうと思う。

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◉うまく書けなかったトランプ大統領  私はこれまで、自分の考えを文章にまとめる機会がほとんどなかった。今回、3ヵ月間の文章研修を通じて、相手に伝わりやすい文章の構成を学んだ。研修では、与えられた課題に沿って自分の考えを言語化することが求められた。

研修課題の中にトランプ大統領について思うことを考え文章にするものがあった。恥ずかしながら、私はトランプ大統領について文章にできるほどの知識を持っていない。強い発言やアメリカファーストという報道で見かける印象しか持っていなかった。興味が薄いニュースはなんとなく眺めているだけだったことに気づかされた。

興味の有無に関わらず、世の中で起きていることに関心を持ち、深掘りしようとする姿勢を持つことは仕事をする上で必要だ。知ろうとする気持ちをもって読むことで、理解が深まり、初めて自分の言葉として語れるようになるのだと実感した。語れるようになり会話の引き出しを増やしていけば、顧客との会話の幅も広がる。こうした積み重ねが営業活動にも確実に役立つと考える。

他の研修課題では人生について考えるものが多くあった。過去の経験を思い返しながら文章を作成する中で、忘れていた出来事が次々とよみがえり、懐かしい気持ちになった。当時の情景や気持ちが浮かび上がり、振り返りながら文章を考えている時間そのものがとても楽しかった。誰かに伝えるためというより、自分の内側に向けて書いている感覚が強く、自分と向き合う時間になった。

今回の研修で、文章は感情だけで書かず事実を示して構成する必要があること。AIという便利な技術を積極的に活用すべきであることを学んだ。AIは表現の幅を広げ、誤字脱字を整えてくれる。しかし文章の核となる考えは、AIに頼らず自分で表現しないと自分らしさが伝わらない。 自分の経験や視点は自分だけのものであり、AIには再現できない部分がある。今後は、AIを活用し、相手に響く文章を作成し仕事に生かしていきたい。 

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◉会話にも役立つ文章作りのコツ  3か月の文章研修を通して、文章の構成を理解できたことが大きな学びとなった。まず意見を述べてから根拠を示す流れは、読み手にとって分かりやすく、説得力も高めてくれると実感した。また、自分の経験を踏まえて意見を書くことで、読み手が内容をより具体的に理解しやすくなる点も学んだ。

研修では「こんな人生を送りたい」や「私の転機」などのテーマに取り組んだ。これらの課題は自分と向き合うきっかけとなり、ぼんやりと持っていた考えを言語化できた。自分の価値観が整理され、今後の行動を考えるうえでも貴重な時間となった。

文章の構成は文章作成だけでなく、日常の会話でも役立つと感じた。特に上司への報告では、結論と理由を順に伝えることで、短時間でも要点を明確に示せる。会議や相談の場面でもこの構成が使え、コミュニケーション全体の質を高めると感じている。

私は各種の記事やホームページの原稿を考える業務を担当しているが、研修後は一文の長さを意識するようになった。一文60字以内に収めることで読み手の負担が減り、情報が整理されて伝わりやすくなると分かった。伝えたいことが多いほど文が長くなりがちだが、簡潔さを優先する姿勢が身に付いた。

また、生成AIの使い方を学べたことも大きな収穫だった。私は私生活で検索のように利用してきたが、業務での活用は想像しにくかった。今回、文章構成の整理やアイデア出しに役立つと知り、業務効率や作業の幅を広げる力があると感じた。生成AIとうまく付き合いながら、より質の高い業務につなげたい。

今後も研修で得た学びを生かし、より分かりやすい情報発信を心掛けたい。文章の構成や簡潔さ、そして生成AIの活用を組み合わせることで、自分の業務をさらに高めていきたいと考えている。

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具体化と構造化を実務に生かす 3か月間の文章研修を通じて、文章とは単に情報を伝える手段ではなく、読み手の理解と納得を設計する行為であると学んだ。これまでの私は、自分の考えを過不足なく書いているつもりでも、主張が抽象的であったり、具体例が不足していたりと、読み手に委ねてしまう部分が多かった。研修で繰り返し指摘されたのは、「何を伝えたいのかを明確にし、その根拠を具体で示すこと」であり、この基本の徹底が文章の質を大きく左右することを実感した。

特に印象に残っているのは、講評で「一般論にとどまっている」「具体例があると説得力が増す」と指摘された経験である。当初は十分に書けているという認識があったが、読み手の視点に立つと、内容が平板で記憶に残りにくい文章であったことに気づかされた。そこで、自身の経験や状況を具体的に織り込むことを意識したところ、同じ主張でも伝わり方が大きく変わることを体感した。この気づきは、文章力向上における大きな転機となった。

また、構成の重要性についても理解が深まった。課題ごとに、導入で問題提起を行い、背景を説明し、具体例を挙げた上で結論へと導く基本構造を意識することで、論理の流れが格段に整理されるようになった。単に思いついた順に書くのではなく、読み手が無理なく理解できる順序を設計することが、社会人として求められる文章力であると認識した。

今後は、この研修で得た「具体化」と「構造化」を実務に活かしていきたい。現在携わっている不動産業務においても、顧客への提案や社内説明の質は成果に直結する。市場動向や価格の根拠を分かりやすく示し、納得感のある説明ができるかどうかが信頼を左右するためである。文章力を単なるスキルとしてではなく、意思決定を支える基盤として磨き続けていきたい。

3か月間の学びは、文章の技術にとどまらず、物事を整理し、相手に伝える思考そのものを鍛える機会であった。今後もこの姿勢を継続し、伝わる文章を書ける社会人として成長していきたい。

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◉文章や思考のクセに気づく  3か月間の文章研修を振り返ると、まず、文の文字数制限には最初戸惑いがあった。これまで私は、考えを余すところなく盛り込みたいあまり、長文になりがちだったからである。所謂、言い回しの部分に文字数を割いていたきらいもあった。しかし、制限内でまとめる作業を重ねるうち、同じ内容でも無駄なくより濃い情報を伝えられる実感を持つに至った。

文章を簡潔にまとめる技術を、仕事上のメールや報告書作成などにも大いに生かしたい。無駄のない文章が説得力を持つことを知ることができた。ただ長く書くのではなく、必要な要素を取捨選択し、分かりやすく表現する力の大切さを改めて認識した。 

加えて、今回の研修では生成AIにも触れる機会があった。これは私にとって新鮮な経験であり、AIの特性や活用の在り方について具体的に考えるきっかけとなった。AIの性能は日進月歩で進化しており、仕事においても多くの分野でAIが関わってくるのではないかと感じる。良いきっかけを得ることができたため、続けてAIに触れながら知見を深めたい。

今後、様々な場面において、「言葉」を選ぶ重要性がますます高まると考える。AIを使いこなす上でも、使用者の語彙力が結果のクオリティを大きく左右することが分かった。自分の思いや指示を的確な言葉で伝えられる力が、これまで以上に求められるだろう。

語彙力向上のため、中立的な立場で多角的に物事を見る習慣を身につけたい。また、時事問題や多ジャンルに関心を持ち、幅広い知識に触れることが不可欠だと思う。それが物事を柔軟に言語化する力や説得力のある伝達力の基盤になる。 

今回の研修を通じ、自分の文章や思考のクセに気づけたことは大きな収穫だった。今後もさまざまな情報や体験にアンテナを張り、自身の意見や考えを言語化し、それを他者へ伝える力をさらに高めていきたい。

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◉いい文章を書きたい意欲が芽生える  今回の文章研修を振り返ると、当初は自分が文章を書くことに対して大きな苦手意識を持っていた。特に、何を書いたらよいのか、どのように構成すれば読み手に伝わるのかがわからず、原稿用紙の前に座るだけで気が重くなることが多かった。しかし、研修が始まってからは、そのような不安は徐々に解消されていった。

まず、基本的な文章構成や表現技法について、繰り返し学ぶことで理解を深められた。具体的にいただいた指導やフィードバックは、自分の課題を明確にしてくれた。例えば、最初は自分の主張を曖昧にしがちであったが、明確な主題を立てることの重要性を認識できた。また、課題の文章を通して、自分の考えを簡潔にまとめる練習が積めたことも大きい。

研修を重ねるにつれ、苦手意識よりも「次はもっとよい文章を書きたい」「自分の成長を実感したい」という前向きな意欲が芽生えてきた。特に、自分の文章が他者に伝わったり、共感してもらえたりした経験は、大きな自信につながった。文章を書くことを楽しむ感覚が得られたのは、研修で多くの成功体験や小さな達成感を積み重ねてきたからだと思う。

今後は、この研修で身につけたことを日々の業務やコミュニケーションに積極的に生かしていきたい。文章を通じて自分の考えをわかりやすく、説得力を持って伝えることで、より円滑な人間関係が築けると感じている。また、継続的に文章を書くことで、さらに表現力や論理的思考力を高めていく所存である。この研修で得られた自信と楽しむ姿勢を大切にし、これからも積極的に文章に取り組んでいきたい。

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◉書くことは思考の整理だ  3か月間の文書作成研修を受ける中で、文書を考えることは自分の思考を整理する行為であると実感した。受講前は、与えられたテーマについて単に表面的な文章を書くだけであった。しかし、研修を通じて、文章をまとめる過程で、自分が真に何を感じているかを掘り下げるようになった。「トランプ政権についてどう思うか」という課題を受けた際は、報道や資料を調べ、世の中の流れや政権の特徴、日本への影響など多角的に考察した。   

単に自分の意見を書くのではなく、根拠となる事実を集め、それをどのように解釈するかを文章にまとめることが重要だと学んだ。この研修を通じて、社会情勢について自分の意見を持てるようになっただけでなく、情報を選び抜いて要点を伝える力を伸ばせた。さらに、自分の立場を明確に示すことで、自身の考えがうやむやにならず、読み手にもはっきりと伝わることを実感した。 

また、「自身の転機や会社の課題」についての文章を作成したことで、自分が今どの立場にいるか、何を目指すべきか思考する機会になった。過去の出来事や経験を書き出すことで、自分の価値観や志向、仕事に対する考え方も整理できた。会社の課題については、現状の問題点を挙げ、改善の方向性を文章にまとめることで、自分自身が何に取り組むべきかが明確化した。文章化することで、課題の本質に気付くことができた。 

今後は、この研修で学んだ言語化の能力をさらに高めていきたい。情報を的確に整理して伝える力は、日常の報告書や提案書づくり、会議などさまざまな業務で必要となる。今後は、物事の裏付けや事実を重視して、分かりやすく、冗長にならない文章作成を心がけていく。また、他者と意見交換をする時にも、自分の考えをぶれずに伝えられるよう努力する。研修で得た経験を、今後の成長に必ずつなげていきたい。 

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◉未熟だった自信の文章力  私は文章力には自信があった。子供の頃はそれで褒められることも多かったが、もっともその重要性を感じたのは入社してからだ。不動産営業においてはお客様へのメールや査定報告書など、文章にて分かりやすく、正確かつ丁寧に伝えることが信頼関係につながる。考えや想いをスムーズに文章にできることは、私の大きな武器となった。 

本研修では初めて文章のルール等を知ることができた。課題については自分の文章を誰かに評価されることは楽しみであった。しかし実際に評価されると、わたしの甘い期待は大きく裏切られた。評価に不満も持った。その不満も「リライト例」を読み納得に変わった。

私の文章は未熟なものであった。私の文章力の基礎となっているものは読書である。もともと幼少期より読書が好きで多くの本を読んできた。しかしその多くは小説であった。その影響と併せて、私の直情的な性格も深くかかわり、私の文章は感情的かつ物語調の要素がとても強いことに気付いた。リライト例と比較をして幼稚な文章である印象も受けた。 自慢の武器がひどく弱いものであったことをこの年齢にして初めて気づいたのだ。 

また本研修で初めてAIを活用し文章を作成した。AIに対し懐疑的であった私はクオリティの高さと作成の速さに感銘を受けた。問題点も把握でき、今後のAI活用の大きな一歩となった。今ではどの場面でどうAIを利用するか楽しく考えるようになった。

本研修では多くのことに気付くことができ、文章の様々なルールを学ぶことができた。私にとって文章力とはただ文章を作成する力では無く、自分の考えや思いを言語化する能力であり、相手とのコミュニケーションや営業活動において最も重要な要素であると思う。今後は本研修で気付き、学び、修正中でもある私の文章力を、早くレベルアップさせて業務・営業で活かすとともに、社内外での会話においてもこれまで以上に活用できるよう考えを進めていきたい。