７月３日からの教養講座は「メディア活用法」

作文を書く場合、いろいろな知識が求められます。特に時事問題に関する知見は、まず押さえておくべき常識ともいえます。しかし、私たちの時間は限られています。メディアを効率的に活用して、自分で使える情報にするスキルが求められます。

ジャーナリストの池上彰さんと作家の佐藤優さんは、情報整理に関する本をたくさん出しています。今回は「僕らが毎日やっている　最強の読み方」（２０１６年、東洋経済新報社）から紹介します。「新聞・雑誌・ネット・書籍から『知識と教養』を身につける７０の極意」と銘打っています。

例えば新聞は「世の中を知る基本かつ最良のツール。ネットが普及しても新聞情報の重要性は変わらない。最低2紙に目を通すのが絶対条件。１紙では世の中のことはわからない」といいます。教科書や学習参考書は、基礎知識を一気に強化する時に向いていると推薦します。プロのノウハウですが、参考になることはたくさんあるでしょう。