5月8日からの教養講座は「司馬遼太郎の戦国武将評」

2023.05.06 お知らせ
「街道をゆく」を取材中の司馬遼太郎

「司馬史観」という言葉があるほど、作家・司馬遼太郎の見方は独特です。戦国時代は得意とした領域で、多くの小説を書いています。織田信長や豊臣秀吉、徳川家康らをどう評していたか、探っていきます。

題材は、近く休刊になる「週刊朝日」に連載された「街道をゆく」です。日本や世界各地を歩き、その土地の歴史や風土、人物たちを縦横に論じた連載ですが、人物評はやはり独特、その表現も学ぶべき点が多くあります。それらが相まって、今でも新鮮に感じます。

放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」には、戦国武将がいろいろと登場します。最近は、常人を超えた織田信長と武田信玄、おびえるように対峙する徳川家康が中心です。それぞれドラマ風に誇張されいるでしょうが、時代の息づかいが聞こえてきます。メルマガでは、ドラマとは少し違った「司馬ワールド」を味わってください。

桶狭間でメモをとる司馬遼太郎
浜松城の徳川家康像