9月11日からの教養講座は「ショーペンハウアーの自分の頭で考える」
2023.09.10
お知らせ
日本人は自分の頭で考えることが不得意ではないでしょうか。もともと多様性に乏しく、同調圧力が強いと言われます。忖度という言葉も日常的に語られます。西洋的な自我が弱く、何となく周りにあわせてしまう。皆さんも経験していないでしょうか。
ショーペンハウアーはドイツの哲学者です。1788年に生まれ、1860年に亡くなりました。ヘーゲルよりやや後の世代です。旧制高校生の学生歌に「デカンショ、デカンショで半年暮らす」という一節があります。「デカルト、カント、ショーペンハウアー」をつなげた言葉で、影響力のある人物でした。
「自分の頭で考える」はあまり長くない文章です。「知識と脳」「読書と脳」「思索の手綱」「学のない強み」「自分のアタマ」のタイトルで紹介します。ノウハウ本のように単純な答えがあるわけではありません。じっくりと読んでしっかり考えて下さい。